ダヴィンチ速報

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【映画批評】スピード2【ネタバレ】

※基本的にネタバレ前提の感想記事なのでご注意を。

 

【映画概要】

公開:1997年

監督:ヤン・デ・ボン

主演:ジェイソン・パトリック(アレックス役)、サンドラ・ブロック(アニー役)

個人的な評価:3.0/5.0 ★★★☆☆

 

【あらすじ】

   前回の爆弾事件を乗り越え結ばれたジャックとアニーだったが、異常な状況で結ばれる愛は長続きしないようで破局。今度は安全な恋をとアレックスと付き合い始めるが、アレックスは実はSWAT隊員。嫌な予感がするもののやはり事件が起こる。今回の犯人ガイガーを演じるのは、スパイダーマンシリーズで初代ゴブリン、ノーマン・オズボーンを演じたウィレム・デフォー。ガイガーはやはりまた逆恨みから豪華客船の乗っ取りと破壊を画策する。これを阻止するためアレックスとアニーは奔走することとなる。

 

【レビュー】

・鑑賞動機・概要

   スピードを鑑賞したのでついでに続編も見ておこうと思った故。評判では前作よりかなり評価が悪い。どうしたものか...

 前回のスピードの続編。基本的な主題はノンストップ・アクション、故にひたすら困難が立ちはだかりそれを乗り越え続けるという感じだ。

 

・面白かった・評価できる点

   ー前作通り、後半からは犯人との駆け引き・格闘が面白い。犯人ガイガーもペイン同様狡猾な男で冷酷である。サイコではあるが知略に長ける知能犯だ。仕掛ける罠にも抜かりがない。しかし、この男はアニーを人質にしてさっさと船から脱出するのだがなぜそのあとすぐに逃げおおせなかったのか。それに豪華客船の破壊が目的ならわざわざタンカーにぶつけなくても急所に爆弾を仕掛ければよかったのでは?

動機には金銭を盗んでいたことから金銭もあるが、主に船舶会社への復讐。客船のシステム開発を主導してきたにもかかわらず病気になるとあっさり捨てたからだ。前作のペインほど動機と行動が効率的に一致していない。

船長を殺害した直後、乗客からの発覚を防ぐため船員のふりをして乗客とニコニコ写真を撮るなど狡猾さはよく出ていたと思う。

    敗因はアレックスにギリギリのところで飛行機に乗り込まれ、格闘していたせいで操縦を誤りタンカーの塔に激突、爆発。これはやむを得ないが、そもそもなぜさっさと客船脱出時に逃げなかったのか、前作のペインに比べ詰めが甘い。犯人ガイガーは体内の発ガン物質を取り除くためにヒルを飼い時々全身に這わせているなどサイコパスな一面が目立つ。

    ー事件が起こるまで遅いが、アクションが始まってからはなかなか見もの。犯人がガイガーであると分かったあたりから、か。まずはガイガーを追い詰めつつ、取り残された客を救出し客船がタンカーにぶつかることを阻止することに成功したかと思えば、対岸の町への衝突回避、その後は犯人との攻防である。

    ー前回車を強奪された男が本作では15万ドルのボートをアレックスに奪われることになる。なんと不運なのか...「カリブ海なのになんでロス市警がいるんだよ!」しかし幸いにも本作ではボートは破損しなかった。

 

・微妙な・評価できない点

    ーまずキアヌが出ていない時点で評価がイマイチ。せっかく前回難局を乗り越えたのにジャックと破局したという設定はキアヌを起用できなかったことへの言い訳としか思えない。ジェイソン・パトリックもかなり奮闘したといえるが、惜しい。

    ー事件発生までが遅い。前作は最初から最後までほぼノンストップだった。破局の話や客船の経緯、乗客の脱出シーンなどは正直どうでもいい、言い訳の話を前半聞かされているようで退屈する。

    ーすでに述べたが犯人ガイガーは船を爆弾で沈没させた方が早い気がする。タンカーにぶつかるだけでは確実性がないし犯人が成果を確認するにも時間がかかる。脱出にも時間をかけすぎ。飛行機で逃げるのも計画だとしたら手はこんでいる割に詰めが甘い。ペインほど冷酷でもない、ペインは28人を殺害したがガイガーは船長1人を殺害しただけだ。ある意味優しいのはいいことだがこの作品に求められるのは知的で非情な犯人だ。

   ーガイガーが宝石類を盗むのが遅すぎる。非常にITスキルに優れておりあっという間に船を乗っ取り金庫室に向かった割には脱出までにかなりの時間を要している。設定に無理があったか。

    ー前作ほどアニーの見せ場はない。ドライバーとしての乱暴な腕や気の強い女性の良さが本作では全く活かされていない。

    ー最後の爆発はデカすぎ。飛行機から漏れた燃料がタンカーのタンクに引火?というのは分かるが、タンカーのタンクはすでに燃料漏れでも起こしたいなのだろうか?にしてもあんな一斉に爆発はしないような...にしてもタンカー乗務員の脱出も手際が良すぎる、5秒くらいだが脱出してるシーンがある笑

 

・まとめ 

    確実に前回のスピードよりは劣る作品だと言うことができる。前回と比較されてしまうため評価がさらに下がりやすい。私から見れば本作の評価は3.0/5.0だ。そこまで悪くもない。アレックス演じるジェイソン・パトリックはよくキアヌの代わりを演じられていると思う。後半のアクションはそこまで文句をつけられないほど迫力もある。

    しかし、ノンストップアクション映画と銘打つには前半の動きが鈍すぎる。退屈を感じさせない工夫が必要だろう。並のアクション映画となってしまった。これといったどんでん返しもない。

    また、ガイガーの犯行は凝っている割には全体的に詰めが甘い、不自然な点がある。映画などの作品にそこまでリアリティや効率性は求めていないが、やはりある程度はないと没入感が薄れるのは言うまでもない。